ビルやマンションの鉄骨工事足場組立を行っている髙成架設です。
建築業界に携わると重量鉄骨造、軽量鉄骨造という言葉を耳にすることが多くなります。
これは建物別でどんな資材を使うかという住み分けのことです。
重量鉄骨造は高層ビルやマンション、商業施設などで使用されます。
建物が大きくなればそれだけ耐震性や耐久性に優れていなければいけません。
1本1本の柱の太さも強度があり、安定感があります。
商業施設などを思い浮かべていただくとわかりますが、意外と柱の数が少ないですよね。
多くの人が行き来する場所ですから、できるだけそういった障害物は減らしたいと考え、構成されています。
一方、軽量鉄骨造は比較的小さなアパートなどで使用されます。
例えば、2階建ての10世帯ぐらいのアパートをイメージしていただくと良いかと思います。
軽量鉄骨造を必要とするケースは、施工費用をできるだけ抑え、それでいて安定性もある程度確保したいというケースです。
逆に重量鉄骨を使ってしまうと柱が太すぎてその分部屋が狭くなるといったデメリットがあります。
比較的小さな建物には軽量鉄骨造が向いています。
髙成架設では施工対象によって、こういった重量鉄骨造と軽量鉄骨造を使い分けています。